児童の皆さんの個性豊かな作品に、 今年もたくさん出会えましてたいヘんうれしく感じます。
 

風景や人・ 動物などのいろいろな場面や動きを題材として切り取り、その題材に自分の思いを込めながら一枚の作品に仕上げるまでにはたくさんのご苦労があったことでしょう。 また、その思いを込めた作品が完成したときはさぞかしうれしかったことでしょう。 これからも更に作品作りに励んで下さい。 そしてこの版画作りによって培われた感性や努カが将来役に立つ事を祈ります。

さて、今回の「日専連くまもと児童版画コンクール」 は熊本県内の94校の小学校から3,157点の力作が応募され、 共同作品を含めて3,168人の児童の皆さんが参加してくれました。 また、 全国コンクールでは日本版画協会賞を筆頭に、 優秀賞や金賞 ・銀賞など全部で13作品が入賞を果たしています。 誠に喜ばしいことであり、 将来にも期待がもたれます。毎年、 新たな感動を与えてくれますこのコンクールも今回で第27回を数えます。熊本の児童の皆さん方の版画作成のレベルアップに少しでもお役にたちますように、今後もこの版画コンクールを継続していきたいと考えております。 これからもたくさんの児童の皆さんが参加されますことを願います。

最後に、この「くまもと児童版画コンクール」にご協力いただいた関係者の皆様方、そして子供達の版画作りに熱心なご指導をされました先生方のご努力に、心から御礼を申し上げます。

 

平成30年4月吉日

協同組合　日専連熊本

理事長　大谷 均